展示写真解説 5「ラベンダーの記憶」

2014年のツール・ド・フランスで、南仏のラベンダー畑を走っているところです。

僕は長い間イタリアのミラノ郊外に家を持っていました。

ストレス満載の国なんだけど、やっぱり好きでした。

自転車レースで50カ国ほど行ったけど、苦手だったのはスイスでしたね。

とにかくスピード違反に非常に厳しく、これまで何回日本の家に郵便で罰金納付書が送られてきたか覚えていないほどです。

レンタカーでスピード違反をすると、まずレンタカー会社から手続き料金として数千円が加算され、それに加えて罰金を支払うわけですから、けっこうな額になります。

通常、日本の郵便局から罰金を払いましたが、住所などを一文字でも間違えると訂正が効かず、全部最初からやり直しで、これがいちばん大変でした。

フランスでも一回スピード違反をやったのですが、日本からクレジットカードで払えます。そんなこともあって、フランスは好きでした(笑)。

とくに南仏はいいですね。ひまわりはフランス全土にありますが、ラベンダー畑となると、やっぱり南仏です。

香水の原料になることからも分かる通り、いい匂いがします。オートバイの運転手のすすめで、オートバイのバッグに中に花を入れて消臭剤がわりにしていました。

それからツール・ド・フランスやパリ〜ニースなどの南仏のステージでは、よくラベンダーの入った石鹸やオーデコロンなどがプレゼントされました。

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