ストーリー

砂田弓弦氏は1989年から自転車競技の取材・撮影に携わり、数々の世界のサイクリングレースでの歴史的瞬間を写真に収めてきました。

写真は、サイクリングレースの熱気、湧き上がる歓声、選手たちの感情など、一瞬の情景からたくさんのストーリーが隠されています。

そんな写真を家の中に飾ることは、ファンにとってそれだけで気分が上がるものです。

しかし写真をいざ飾るとき、市場に出回っているフレームを探してみると、安価で手に入る量産されたものがほとんど。自転車レースの写真が入れられるのも、寂しく味気ない冷たい金属のフレームや、プラスチック製のものが大半です。

写真を長く美しく飾るために、こだわりのフレームがあったら...という思いから、地元富山の家具工房KAKIとのコラボレーションが生まれました。

KAKIの木製品は使い続けることで馴染み、風合いや味わいがより深くなっていきます。

富山県の東部、立山の地で新たなストーリーがいま始まります。

Profile

砂田 弓弦 Yuzuru Sunada

1961年富山市生まれ。大学卒業後にイタリアに渡り、1989年から自転車競技の取材・撮影に携わっている。昨年まで、世界のメジャーレースでオートバイに乗っての撮影を許されている数少ないフォトグラファーの一人として活躍。2021年から国内にベースを移し、スポーツとしての自転車の啓蒙に努めている。

KAKI

富山の立山の麓に拠点を構える、歴史ある家具工房。

KAKIの無垢材の家具の製作には、日本の伝統的な指物技術が使われており、小物からテーブル、棚といった大型の家具まで、手作業で制作している。

世界にひとつだけの「経年美化」する家具をモットーに職人たちが日々新たな木製品を作り出している。