展示写真解説 9「文化遺産で人が普通に暮らし、普通にレースがある国」

世界文化遺産に指定されているマテーラをスタートするプロトン。昨年のジロの第7ステージです。

石灰岩でできた洞窟の中で人が長く暮らしていた歴史があり、劣悪な衛生から人を守るために半世紀ほど前に強制的に排除されたものの、こうして文化的な街が形成されたりして、とても見応えがあるところです。

一説によると、世界の文化遺産の半分はイタリアにあるとか。真偽の程は知りませんが、たしかに素晴らしいところがいっぱいあります。

なによりも、そこで人々が今でも自然に生活している姿に圧倒されることがよくあります。

イタリアのレースのプレスルームも、文化遺産の建物をそのまま利用するということも。

そんなところで、ロードレースがスタートする。ごく自然に...。

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